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小説・アニメ・コミック・ゲーム等、様々な創作媒体についての感想やら何やら、あるいは、永遠に敗北者な日常と思考
No.
2024/04/28 (Sun) 00:33:25

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No.255
2010/02/09 (Tue) 05:37:39

 加害者にも被害者にも、同情の余地がないように思えるような事件があるけれど、それを嗤っていい謂れはない。
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No.253
2010/02/08 (Mon) 05:39:04

 至道流星氏の『神と世界と絶望人間 00-02 ~雷撃☆SSガール2~』は、図書館で借りると決めていたはずなのに、気がついてみれば、発売日に購入していた( ゚д゚)ポカーン デビュー作にて、水準を充分に知ってしまったので、損をするということはないものの、経済小説を買って、僕の家庭経済が苦しくなってしまう可能性は高い。本作は上下巻なので、3月発売の、『神と世界と絶望人間 03-08 ~雷撃☆SSガール2~』も、必然的に買うことに。
 おそらく──交換広告だろうけれど、講談社BOXの書籍にて、小学館ガガガ文庫の『羽月莉音の帝国』が紹介されている。こちらは明らかにライトノベル要素が強そうなので、今度こそは図書館で借りよう。とはいえ、「“株式会社革命部”の目標はクーデター、軍資金を事業で稼いで、部費は420億!」というコピーには興味を惹かれる。けれど、こちらは確実に絶対に本当に図書館で借りるようにしなければ。せっかく×阪に住んでいるのだから、利用できるものは利用しないと(=´―`)ノ ヨロシク しかし、×波のソフマップは、講談社BOXの品揃えが充実し過ぎ。うちの店では、どうにか『うみねこ』が1冊か2冊入る程度なのに。
No.252
2010/02/07 (Sun) 05:25:00

のだめカンタービレ #21 (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ #21 (講談社コミックスキス)

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「千秋とRuiが のだめちゃんのやりたかったことやってくれちゃったから もうやる気が出ない と」
「違います やりたいと思っていた以上のことを やられたんです」

■『のだめカンタービレ21』を読了。演奏方法がまったく違いながらも、Ruiが弾くピアノは、千秋がのだめと奏でたかったラヴェルそのもので。Ruiはこの曲が、のだめみたいだと感じならがら演奏をする。一方、千秋とRuiの協奏曲を聴いて以降、のだめの振る舞いが、普通の女の子のようになっている。変な女の子が普通に振る舞うだけで、とんでもない意外性がある。根本的に、変なままではあるけれど。しかし、天才同士のないものねだりというのもすごいな。まあ、千秋にしろ、のだめにしろ、Ruiにしろ、完璧ではないところがあるから、魅力的に見える訳だが。本巻の最後で、シュトレーゼマンが不吉なことを言っているのが気に掛かる。
No.251
2010/02/07 (Sun) 05:24:03

 「カウントダウンメフィスト」を始めたことにより、本でもゲームでも、とにかく進めれば、いつかは消化できるだろうと、めぼしいソフトを挙げようとしてみたけれど。

ファルコム
 (PC)『イースI・II完全版』『イースⅥ~ナピシュテムの匣~』『イース -フェルガナの誓い-』『イース・オリジン』『ザナドゥNext』『Zwei!!』『ZWEI II』(PSP)『白き魔女』『朱赤い雫』『海の檻歌』『空の軌跡FC』『空の軌跡SC』『空の軌跡the 3rd』『イースI&IIクロニクルズ』『Ys SEVEN』(予約済み)(PSP)『イース -フェルガナの誓い-』

Fate
 (PC)『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』(PS2)『Fate/stay night [Réalta Nua]』(予約済み)(PSP)『Fate/EXTA』(書籍)『Fate/Zero』

Key
 (PC)『リトルバスターズ!』『リトルバスターズ!エクスタシー』(PS2)『リトルバスターズ! Converted Edition』

竜騎士07
 (PC)『うみねこのなく頃に』(PS2)『ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び』『ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び・アペンド版』(PSP)『おおかみかくし』

FLAT
 (PC)『シークレットゲーム-KILLER QUEEN-DEPTH EDITION-』(PS2)『シークレットゲーム-KILLER QUEEN-』

 このようなリストを作ってしまうと、却ってやる気が削がれてしまう。原因は、明らかにファルコムのソフトが溜まり過ぎていることである。シリーズものでも、精々、2、3作なら、どうにか消化できると思えるけれど、この数では、纏めて一気にクリアするのも難しい。というか、めぼしくないソフトを上げると、更に数は多くなる。
 小さいころは、欲しいものをすべて買えるお金は持っていなかったので、値段の安いソフトだけを先に買っておき、ハードはお小遣いを貯めてから買うということが何度もあった。大抵の場合、ソフトを買った1年後か2年後、そのソフトをプレイできるハードを買うのである。この辺り、新刊を発売時期に読まないという、読書とも似た傾向があるような。
 とはいえ、現状の生活で進められないのであれば、今後どのような暮らしをしても、一向に消化することはできないだろう。そのためには、毎日を同じパタンで過ごして、規則正しい生活を続けなければ。
No.250
2010/02/06 (Sat) 13:55:32

いのち 3 (デザートコミックス)いのち 3 (デザートコミックス)

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「もしも村瀬くんが五刀田だったとしても わたしは許したかもしれない 懺悔し更生しているのなら 五刀田の子でも産めるかもしれない」

■『いのち3』を読了。加害者が被害者遺族に何ができるかというと、被害者を生き返らせることができない以上、誠意を持って罪を償うしかない。しかし、身内を殺された遺族は、謝罪されても更生されても、そう簡単に加害者を許せるはずもなく。では、人を殺した人間は、被害者遺族に対して、どのような形で罪を償えば良いのか? この展開は、加害者にも被害者にもつらい。最終的には、さだまさし氏の『償い』のような展開が終着点になるのかと(さだ氏の曲は、実話を元にしているけれど)。
 「問題提起シリーズ」の中で、もっとも重くてつらい話だよな、と思ったのだけれど、「問題提起作品集」の表記がない。本作に限れば、のばらの復讐が唯一の正しい解答ということはなく、作中では殺人犯を許している人間もいて、償いに対する善し悪しは、個々人の気持ち次第でどのようにでも変わってしまうからだろうか。ふと思ったのだけれど、タイトルの「いのち」って、亡くなった命のことではなく、生まれてくる命ってことなのかな。
No.249
2010/02/06 (Sat) 13:53:36

 という訳で、待ちに待った2月である。何を待っていたのかというと、それは当然、雪印乳業、明治乳業の、家庭用チーズの値下げである。ベビーチーズの105円販売再び。4個入りのベビーチーズよりも、6個入りのチーズの方が、グラム当たりの単価は安い。値段の安いベビーチーズを買うか、グラム当たりが安い6個入りを買うかは悩むところである(ひとり暮らしのため、このような日記を書くことは多い)。
 以前、「チーズはどこへ消えた」というような日記を書いているのだが、遡って探すのは面倒過ぎる。いちいち探すことはしないけれど、チーズが値上がりして、4個入りの値段で3個入りしか買えなくなったことに、悲観して書いたということだろう。
No.248
2010/02/05 (Fri) 12:48:13

イプシロンの方舟 <初回限定盤>イプシロンの方舟 <初回限定盤>
KOTOKO

ジェネオン・ユニバーサル 2009-10-14
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最後の音符はまだ弾かないで
もう 会えなくなりそうで 破いて捨てた

●KOTOKO嬢の『イプシロンの方舟』(初回限定盤)を聴取。3年振りの4thアルバム。シングルやライブDVDは発売されていたので、待たされたという感じはない。購入特典として、「ひとりごと -2009 ver.-」と「ひとりごと -2001 original ver.-」を収録したシングルが付いてきたけれど、オリジナルと2009の違いが解らない。8年前の歌を今でも唄えるぞ、ということだろうか。でも、さだまさし氏は、普通に30年前の歌を唄っているぞ。
 本アルバムは、唄い手KOTOKOに特化したようなアルバムで、自身が作曲をされたのは「限界打破」の1曲のみ。「灼眼のシャナ」のテーマ曲からは、「BLAZE」を収録。僕が気に入っていた「Sociometry」じゃなかったのが唯一の残念か。「LITTLE BABY NOTHING」の男性ボーカルが高瀬一矢氏だったことに(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!
 KOTOKO嬢のアルバムでは、気に入る曲が毎回ひとつはあって、『羽 -hane-』では「痛いよ」、『硝子の靡風』では「ささくれ」、『UZU-MAKI』では「サイダー」といった感じ。ところが、今回に限りお気に入りが見つからない。というのは、すべての作品が高水準、つまりはやたらめたらと格好良い曲ばかりだからである。それでも、あえて1曲を選ぶのなら、引用として挙げた「雨とギター」。上記の選曲からすると、曲の格好良さだけではなく、歌詞に惹かれて好む傾向があるような気もする。
 ジャケットやプロモーションビデオが近未来的雰囲気を醸し出しており、そのせいか、歌詞カードが、泡坂妻夫的トリックのような立体仕様。上手く組み立てると3Dになる。けれどこれは、1度試すと飽きるし、歌詞を確かめたいときには、収録曲が順番に繋がっていないため、読みにくくなるだけかもしれない。ジャケットを見ると、次作の『SCREW』と世界観が繋がっているような気もするけれど。
No.247
2010/02/05 (Fri) 12:47:05

 漢字に変換すると「牛牛」。タイトルの、ひらがな4文字縛りがきつくなってきたような気も。ひらがなで書くと、「ぎゅうど」になってしまい、なんのことかわからない。「うしうし」でも、なんのことかは解らない(カイジが地下に落ちたとき、隣で焼き鳥を食べている男の擬音が「うし…うし…」だったけれど)。まあ、タイトルのことはともかく。
 去年の仕事収めの日、今年最後という理由に託け、すき家に寄って食事を摂ってきた。メガ牛丼を食べると決めていたけれど、メニューを見ると、豚丼が一切なくなっている。「とんどん」「ぶたどん」「ぶためし」等、店に寄って呼び方は違うようだが、BSE問題によって、牛丼の代用品として登場した豚肉を載せた丼のことである。僕は牛丼よりも豚丼の方が好きだったので、牛丼の値段を下げるよりも、豚丼を継続して販売して欲しかった。
 それなら、豚丼を販売している店に行けば良いだけのことだが、僕がすき家以外の牛丼チェーンに行くことはまずない。牛丼屋には、大学生になって初めて行った。吉野家、松屋、すき家、なか卯と、めぼしい店は何度か訪れている。最終的に、牛丼屋へ行くならすき家だな、と考えたのにはそれなりの理由がある。(身も蓋もない言い方だけれど)味の違いが解るほどの食通ではないので、美味しさが決め手ではない。
 ──水差しである。すき家では、お茶の入っている容器が、お客さんの手に取りやすい場所にいくつも置かれている。手許に近い水差しを取って、自分のコップに入れて飲める。なんだそれ、と思われた方は、おそらく気にしない方だろう。店の人を捕まえて、すいません、水もらえますか、と言うタイミングを、僕はいちいち気にするのだ。すき家以外の牛丼屋では、店員に頼まないといけないけれど、すき家にはそれがない。自分が飲みたいと思ったときに、もう一杯を飲むことができる。それが、僕にはとてもありがたい。
 何をそんな小さなことを、と思われる方もいるだろうが、僕は、小さいことをいちいち気にするのだ(威張ることではない)。僕が買い物に行くスーパは、自宅の最寄駅から少し離れている。最寄駅前にあるスーパに寄った方が、仕事帰りには都合が良いのだけれど、その店に行くことはまずない。というのは、代金を支払うときに、会員カードの有無を訊かれるからである。店員が、マニュアル(あるいは親切)で言ってくれているのは解るのだけれど、カードを作る予定はないので、毎回、結構ですと答えるのが億劫になってきた。
 それで、別の店を探したのだ。こちらのスーパでも、会員カードでのサービスを行っているけれど、それは、客の方からカードを提示したときに、ポイントか何かが加算されるのであって、こちらが何も言わなければ、余計なことは訊いてこない。僕が買い物に行くのには、最適なスーパである。
No.246
2010/02/04 (Thu) 12:35:54

ジパング (25) (モーニングKC (1547))ジパング (25) (モーニングKC (1547))

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「守るべき国が見えていて… 戦って殉ずるならば それは『戦死』だ… 決して犬死じゃない」

■『ジパング25』を読了。「みらい」奪還により、帝国海軍と袂を分かった「みらい」乗組員。角松は、草加とは違う、理想の国「ジパング」を目指すことを乗組員に告げる。これまでは海上自衛隊として、専守防衛、人命救助を優先していた角松だが、現実を見据え、可能な限りの早期終戦を決意する。「みらい」乗組員は自衛隊ではなくなるということで、明らかに大きな分岐点。しかし、あの角松からそう簡単に甘さが抜けるとも思えない。今後の展開が、相変わらず楽しみ過ぎる。
No.245
2010/02/04 (Thu) 12:35:10

 春が来て…ずっと春だったらいいのに、と沢渡真琴ではないけれど、思わないでもなくて。春になれば暖房器具を使わなくて良いし、暖かくなれば暖房器具を使わなくて済むし。暖房器具を使わなくなるということは、延いては電気代の節約に繋がる。このハムスタは、何をみみっちいことを言っているんだ、と思われる方もいるかもしれないが、ひとりで暮らしている以上、生活費は生死に直結する、最優先に考えなければならない事項である。しかしそんなことを思ってはいても、欲しい本があれば、食費を削って買ってしまうのが実情である。読んだあとで食べられる本があれば良いのに。いや、それはそれで嫌な本だな。そういえば、最近のヤギは紙を食べないようですよ。味の嗜好が変わったのでしょう(わざとらしいなあ)。
No.244
2010/02/03 (Wed) 05:41:18

LIAR GAME 10 (ヤングジャンプコミックス)LIAR GAME 10 (ヤングジャンプコミックス)

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「たかがイス取りゲームとあなどることなかれ このゲームは 想像以上にシビアですよ」 

■『LIAR GAME10』を読了。4回戦予選、感染ゲーム決着。秋山と横谷の丁々発止のやり取りが面白い。最終的には秋山の勝利となったけれど、直がいたからこそという感じ。全員で勝ち上がり、心が通じ合えた気がすると言う直と、他のプレイヤを蹴落としておけば良かったと言う横谷。「ライアーゲーム」に於いては、横谷の言い分が的確なのだけれど、直の信念がどこまで通じるのか。秋山ひとりが主人公だったら、信用するなどという言葉は出てこないだろう。とはいえ、全員が本戦出場になったので、秋山と直、横谷の再戦は本戦へ持ち越し。
 4回戦本戦は「イス取りゲーム」。これまで、厄介な内容のゲームが続いていたけれど、2回戦の「少数決」並みに至ってシンプル。単純なルールに於いての、知略戦略の駆け引きは、解りやすくて楽しめる。ところで、直が島を一周して、おおよその全周を計算していたけれど、人の歩く速度が4.5キロという知識が一般的なものなのかが少し気になった。少なくとも、僕は学校では習っていない。
No.243
2010/02/03 (Wed) 05:40:24

 こちらが早めに連絡をしても、大抵の会社は土日が休みなので、折り返しの電話は、休日を挟んだ翌週になってしまう。いつ掛かってくるのかを気にして待つよりは、休みが明けた月曜日に連絡をした方が良いのかもしれない。けど、月曜日まで待って連絡をするよりも、早めに連絡をした方が良いと考えて、その日に電話を掛けたのだった。待ち時間というものは、いつまで経っても慣れないものだなあ。
 正確には、待っている間に行うことが、どれもこれも中途半端になってしまうことが嫌なのだ。当然、僕がぐったり寝ていようが、がつがつご飯を喰らっていようが、折り返しの電話が早くなる訳でもない。いつも通りに暮らして、電話が来るのを待てば良いだけなのに、魚の骨が喉に刺さったような感覚がして落ち着かないのだ。まあ、魚を買って食べることはないので、明らかに比喩としか使えない表現である。
No.242
2010/02/02 (Tue) 13:14:44

2010年2月2日現在 視聴番組リスト

継続録画番組(2カ月前以降)
「めざせ!会社の星」「青春リアル」「ITホワイトボックス」「クロスゲーム」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」「追跡!AtoZ」「ドラゴンボール改」「とある科学の超電磁砲」

新規録画番組(2カ月前以降)
「龍馬伝」「デュラララ!!」「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」「バカとテストと召喚獣」「おまもりひまり」「はなまる幼稚園」「おおかみかくし」「ひだまりスケッチ×☆☆☆」「のだめカンタービレ フィナーレ」「刀語」

録画終了番組(2カ月前以降)
「うみねこのなく頃に」「WHITE ALBUM Second season」「魔法少女リリカルなのはA's(再)」「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録」「聖剣の刀鍛冶」「そらのおとしもの」「にゃんこい!」
 
 恒例の最終回見逃しが、「WHITE ALBUM Second season」と「にゃんこい!」。「WHITE ALBUM Second season」は、小田和正氏の「クリスマスの約束2009」を優先録画した結果で悔いはない。けれど「にゃんこい!」は、最終回のみ放送時間変更しますよトラップに、またしても引っ掛かった結果である。何か対処法はないものか。初回と最終回は、放送時間が違うことが多いけれど、どのような理由があるのかは知らない。

 見たことのある大河ドラマは、「徳川慶喜」「新撰組!」「功名が辻」と飛び飛びである。「龍馬伝」を見始めたのは、司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』の影響が残っているのと、「今夜も生でさだまさし」に於ける宣伝の効果だろう。時代劇は一時期熱中していたことがあり、メジャな作品では、「鬼平犯科帳」「御家人斬九郎」「雲霧仁左衛門」など、一風変わった作品では、「寺子屋ゆめ指南」「大江戸弁護人 走る!」「さむらい探偵事件簿」などを見ていた。もともと僕は、中学生のころ浪曲に嵌まり、『清水次郎長伝』や『灰神楽道中記』のカセットテープを繰り返し聴いていた。時代劇を見ていた時期と、浪曲を聴いていた時期は、おそらくどこかで重なっている。ただ、どういう訳か、最近はまったく時代劇を見ていなかったし、とんでもなくメジャな「水戸黄門」だけは、ただの1度も見たことがない。

 「バカとテストと召喚獣」は、「密室×美少女×殺人×ゲーム」のようなタイトルだなと思っていたら、内容も似たようなものだった(『ドッジ弾平』の最終エピソードにも似ているけれど)。試験召喚獣という設定は面白いのだけど、召喚獣そのものが活かされていないのが残念。テストの点数に応じた強さを持つ召喚獣で戦いをするといっても、召喚獣同士の戦闘は、駆け引きも何もなく、単純に強い方が勝つ。身も蓋もない言い方をすれば、召喚獣を介さなくとも、テストの点数だけで勝負がついている。のちのち、召喚獣絡みのエピソードが放送されるのかもしれないけれど、今のところ、召喚獣が出てこない話の方が面白い。水橋かおり氏が参加しているのもポイントか。
 「はなまる幼稚園」は、『ヤングガンガン』連載で園児が主役という情報から、対象年齢はどのくらいなのだろう、と思ったのだが、二十歳前後の新人教員、土田先生を主役と見れば、社会人が活躍する話と取れなくもない。園児が主役のアニメというのは、「クレヨンしんちゃん」しか知らないけれど。ちなみに、放送時間が重なっているため、「のだめカンタービレ フィナーレ」の途中で、突然「はなまる幼稚園」に変わる。
 「おおかみかくし」は、今のところ普通に見られる。原作者が同じ「ひぐらしのなく頃に」は、昭和58年にメイド喫茶が登場し、コスプレだとか、猫耳だとか、萌え要素に特化しているので、冒頭がつらかった。竜騎士07氏は、ホラーだけで充分勝負できるはずなのに。
 「ひだまりスケッチ×☆☆☆」は、前作、前々作と変わらない水準で楽しめる。ただ、未完成のオープニングやエンディングを平然と流す姿勢がどうにも。いや、クリエイタには様々なタイプの人がいるので、それは構わないのだけれど、歌野晶午氏や京極夏彦氏には、絶対に真似できない演出だろう。当然今回も、水橋かおり氏が参加しているのがポイントか。
 「刀語」は、西尾維新氏原作のアニメというよりも、竹氏のイラストを忠実に再現したアニメという印象が強い。竹氏の絵柄に拠るファンが、きっとこれからも増えることだろう。「化物語」は確かに面白かったけれど、原作イラストとの違いに、違和感を持ったことは否めない。大河ノベルを踏襲した、毎月1話で全12話、1時間枠での放送形態に脱帽。

 「今夜も生でさだまさし 秋田でまさしときりたんぽ」にて、さだまさし氏が「不器用な花」を唄われたことに驚く。ギター1本での弾き語りは、アルバムに収録されたものとは、まったく別の雰囲気がある。「今夜も生でさだまさし」は、来年度からは月1回になるような話をされていたので、今後、定期的に放送されるのなら、新規録画番組に組み込んでおかなければ。
No.240
2010/02/01 (Mon) 13:07:25

 ここ最近、日記の更新時間が5時台になっていることが多いけれど、休日は小学生のように早起きをしている訳ではない(少なくとも、僕は小学生ではない)。出勤休日に拘わらず、毎日5時半には起きている。寝るのは23時なので、睡眠時間は6時間と少し、生活に支障はまったくない。このパタンは、みなみの書店に勤め始めてから続けている。朝が早い店なのだ。などと書いて気づいたけれど、「朝が早い」という表現は面白いな。早い時間帯のことを、「朝」というのではないのだろうか。いや、「朝起きるのが早い」を略しているのかな。
 かつての日記で、「時計を見て、5時間進んでいると考えるか、7時間遅れていると考えるか程度の違いです」と書いたことがあるけれど、これはアナログ時計に慣れている人たち限定の表現であって、デジタル時計を使っている人には解りにくかったかもしれない。このころの僕は、零時前後に日記を更新していた。5時間進むと時計の針は5時になり、7時間遅れても、時計の針は5時を指す。見た目はどちらも違いがない。これがデジタル時計だと、AMやPM、5時や17時の表示で、明らかに違いが解る。そのような意図を込めていたのだが、これは当然、気づいても気づかなくも、どちらでも良い内容である。
 という訳で、2009年9月14日の伏線を、5カ月以上経ってから回収。覚えている人はいないだろうけれど、このように唐突に、かつての日記の伏線を回収することは、今後もあるかもしれない。
No.239
2010/01/31 (Sun) 05:17:56

信じることも 上手く出来ずに
迷った僕のため 泣いてくれた
(philosophy/MOMO)

現時点での今年読んだミステリベスト 積読本20冊

 今月の読了本は13冊。ミステリを読んでいない訳ではないけれど、ベスト入りの作品はなし。積読本が20冊まで減ったので、ついにようやく「カウントダウンメフィスト一本勝負」の開始。名前が仰々しいけれど、これまでに溜まった『メフィスト』を、4月6日の次号発売までに読んでしまおうという計画。現時点での積メフィストは、「2008年1月号」「2008年5月号」「2008年9月号」「2009年1月号」「2009 VOL.1」「2009 VOL.2」「2009 VOL.3」。積読本の内訳は、島田荘司氏の完全改訂版、綾辻行人氏の新装改訂版、有栖川有栖氏、歌野晶午氏、法月綸太郎氏、我孫子武丸氏の新装版、西澤保彦氏の新装版、そして、『Fate/Zero』全4巻。そろそろ終わりが見えてきたかな。
 ただ、『Fate/Zero』を読む前に、『Fate/stay night』をプレイしなければならない。けれど、未プレイゲームは他にもあるので、積読本の最後の4冊は、なかなか消化できないかも。とりあえず、PSPの『街』をクリアしたあとは、『うみねこのなく頃に』か『Fate/stay night』か『リトルバスターズ!』か、いずれかをプレイする予定──ではいるものの、『ガガーブトリロジー』に突入する可能性がなきにしもあらず。『おおかみかくし』は、早くてもアニメが終了してからだけど。

 2月発売、至道流星氏の『神と世界と絶望人間 00-02 ~雷撃☆SSガール2~』は、確実に値段相応の価値があるだろう。デビュー作を読んで、購入しても損をしない作家であると感じた。ライトノベルで経済小説というのは余り例がないようで、作者にとっては強い武器であり、読者にとっては聞いたことのない物語。同月、小学館からも『羽月莉音の帝国』という作品が刊行される。至道氏の作品数が増えていくのも時間の問題か。そういう訳なので、2作目以降は図書館で借りることにした。面白いと思った作家の本をすべて買える余裕はないので、どこかで区切らなければならない。当然のことながら、図書館オンリーの作家でも、好きな人はいるし、面白い作品はたくさんある。
 ということを、ほんのついさっきまで考えていたのだけれど、『神と世界と絶望人間 00-02』の表紙画像を見て揺れてしまった。『DDD』並みに表紙がやたらと格好良い。「雷撃☆SSガール」のシリーズだけは集めてみようかな、と思わせるくらい。比較されることの多い『狼と香辛料』は、表紙に抵抗があって、未だに読んでいないのだけど。

 太田忠司氏の『甘栗と金貨とエルム』(文庫版)と、続編の『甘栗と戦車とシロノワール』が、同月同日発売。新シリーズや、再刊行など、それはそれで嬉しいのだけれど、既刊のシリーズ続編を書いて欲しい気がしないでもなくて。
 『名探偵音野順の事件簿』が漫画化されていてもおかしくはない、と以前の感想で書いたのだけれど、とうに漫画になっていて、幻冬舎から2月にコミックが発売されるらしい。イラストが違うと、雰囲気もまた違ったものになる。今のところ、購入は保留で。
 「ポプラ社文庫クラシック」は、少年探偵団に続いて怪盗ルパンも刊行開始。明智もルパンも、元本で何冊か読んだことがあるけれど、図書館(図書室)で、次の巻が借りられていることがざらにあり、飛ばしてその次の本を読んでいたので、読んだ本と読んでいない本が把握できていない。文庫化を機に、最初から順番に読んでいきたい、と思ってはいるけれど。

 御手洗シリーズ最新作、「進々堂世界一周 シェフィールド、イギリス」が『Anniversary50』に掲載されたようだけれど、講談社BOXからの刊行はいつなのか。いや、『Classical Fantasy Within』の続編はどうなっているのか。大河ノベルという、月1冊の試みだったから、このように早く出して欲しいとせっついてしまうのだ。カッパ・ノベルスが創刊50周年ということは、講談社ノベルスのほぼ倍の歴史があるのだな。しかし、ここ数年の刊行冊数が年に10冊程度に留まっているという。そういえば、カッパ・ノベルスの新刊は、余り見掛けなくなったような気が。
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キタヤマ
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プロフィール
HN:
ミズサワ
性別:
男性
職業:
求職中
自己紹介:
初めまして。ミズサワです。あの「失われた」90年代に、10代の総てを消費しました。

ミジンコライフ継続中。

ミズサワの3分1は「さだまさし氏の曲」で、3分の1は「御嶽山百草丸」で、残りの3分の1は「××××」で構成されています。

小説・コミック・アニメ・ゲーム・等、媒体に拘わらず、あらゆる物語を好みます。付き合いが長いのは「新本格」作品。卒業論文も「新本格」。論理性よりも、意外性を重視。

「すべての小説が館ミステリになればいい」

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