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小説・アニメ・コミック・ゲーム等、様々な創作媒体についての感想やら何やら、あるいは、永遠に敗北者な日常と思考
No.
2024/04/29 (Mon) 01:17:18

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No.274
2010/02/18 (Thu) 12:59:05

C.M.B.森羅博物館の事件目録 12 (月刊マガジンコミックス)C.M.B.森羅博物館の事件目録 12 (月刊マガジンコミックス)

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「都合の良し悪しで親が側にいるわけじゃないだろ!! ふざけんな!!」

■『C.M.B 森羅博物館の事件目録12』を読了。「封泥」で登場する古代バビロニアの壺というのは、図らずも少し前に読んだ『四方世界の王』と同じ時代のものだった。森羅の養父のひとり、レイによって、CMBの指輪が森羅に渡された理由が語られる。研究者に与えられる最高権限の証を、ひとりで三つも持っているのは妙だと思っていたのだが、原因は森羅の母親にあった。養父が三人いるという話は何度か出ているけれど、実父の話は未だに一切出てこない。というか、森羅自身が、父親のことも母親のことも、まったく気にしないような生活をしているので、龍樹が介入しない限り、森羅の家族のエピソードは、語られないような気がする。考古学を扱ったミステリは、C.M.Bの世界観にぴったり。
 「老婆と猿」は簡潔で秀逸な密室殺人。事件に介入する理由は、探偵役の森羅が子供だからこそ。飼い主と動物が別れる話はつらい。前巻の予告から気になっていた、「張の幽霊」は前後編。呪いの儀式を商売にするって、とんでもないところだな、香港。女優の張に幽霊が見えるのは何故なのかというのがメインの謎であるけれど、落としどころがすごい。意外な犯人変則版とでもいうべきか。
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No.273
2010/02/18 (Thu) 12:57:07

 パンダってレンタルだったのか。まったく知らなかった。キャッチコピーは、「パンダ、貸します!」。
No.271
2010/02/17 (Wed) 05:53:09

 かつては買ってきた漫画をすぐに読んで、その日のうちに再読していたものだけど、それはもう、何年も前の話である。今では、買ったその日に読むことの方が稀になっている。漫画に栞を挟んで、後日に続きを読むことがあるとは思いもしなかった。漫画でこのような状況なのだから、いわんや小説に於いてをや。
No.269
2010/02/16 (Tue) 05:16:22

 森博嗣氏がかつて使われたフレーズを思い出し、それをもう1度確かめてみようと思ったのだが、なかなか時間が掛かってしまった。というのも、小説ではなく、『MORI LOG ACADEMY』で使われていた文章だったからである。小説の一文であれば、その書籍を虱潰しに探していけば良いのだが、『MORI LOG ACADEMY』は全部で13巻。第何巻に収録されていた文章だったのかまでは思い出せなかった。それでも、おそらく最近の記事だったろうと思い出して、どうにか見つけ出した。
 「MORI LOG ACADEMY」がネットで公開されていたときは、ブログの検索機能を何度も使わせもらったし、気になった記事へのリンクアイコンが、デスクトップを占領するほどだった。最悪、森ぱふぇに入会しようかとまで考えたけれど、無事に見つかって助かった(そもそも、どのような形で寄贈されたのかを知らないのだ)。ちなみに、探したかった記事は、2008年10月14日のものだった。タイトルは、「自分を使う以外にない」。
No.268
2010/02/15 (Mon) 12:38:20

崖の上のポニョ [DVD]崖の上のポニョ [DVD]

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◆金曜特別ロードショーの「崖の上のポニョ」を視聴。ビデオに録っておいたのだけど、最初の1時間が、「ポニョはこうして生まれた」という、ポニョの秘密に迫る直前特別番組となっていた。本編前にネタバラシですか( ノД`)シクシク…。国民的メガヒット作と言われているようだが、非国民の僕は映画を観に行っていない。最初の特番のせいで、本編への興味が薄れてしまい、本編を見たのは数日後である。
 あの生き物は魚だったのか、ということが解った。普通に面白い映画だった。端的にいうと、魚が人間になろうとする話(それに付随するものはあるけれど)。大人の視線は入っていない。子供の思考は飛び飛びで、結果があれば、過程など要らない。主人公は5歳の男の子なのだ。世界がこういう理由で滅びかけていて、それを救うには魔法を消すために云々かんぬんという説明は蛇足でしかなく、宗助の「僕はポニョのことが好き」で充分である。
 宗助役、ポニョ役、主題歌を唄われた女の子、子供たちの拙さが良い。これはもう、この時期の子供たちにしかできない演出である。本作が売れたというのなら、それは子供が楽しめる話ということに尽きる。蛇足や説明を排除したことが、この作品の成功に繋がったのだろう。大人が納得する、もっともらしい理由があったとしたら、それは子供向けの作品ではなくなり、無難に纏まったつまらない作品になってしまう。
No.267
2010/02/15 (Mon) 12:35:04

 ついうっかりして、順位付きの占いを見てしまった。占い自体は好きでも嫌いでもないけれど、順位付けするのには抵抗がある。そもそも占いの順位というのは、何を以て上位と下位を決めるのか。CDや書籍の売り上げのように、数に表せるものではないだろう。1位だったら嬉しいかもしれないが、一位(いちい)だったらむしろ不吉だ。おまじないと聞けば微笑ましいけれど、呪い(まじない)は呪い(のろい)である。2行、3行の短い文章ではあるものの、清涼院流水氏の文ショウのように、ぴたりと句点を揃えているのが気に掛かる。R言語でも使っているのかね。
 ここで話は唐突に味噌汁のだしに変わる。僕は、小さな袋入りの顆粒だしを買っていて、内訳は、かつおだし、昆布だし、いりこだし、の3種類。これらをひとつのタッパに纏めて入れておき、使うときは、中を見ずに手探りでひと袋を取り出す。一番好きなのがかつおだしで、以下、昆布だし、いりこだし。だからまあ、続けてかつおだしを引けたときなどは、おお、やったね、という気持ちにならなくもない。毎日の占いを見る人は、このような感覚を味わっているのかもしれない。この前、いつも買っている味噌が見つからなかったので、合わせ味噌を買ってきたのだが、白味噌が加わったせいか、かなり味が薄くなってしまった。この場合、やったねと感じるのは、やはり、赤味噌オンリーの味噌汁か。
No.266
2010/02/14 (Sun) 11:20:49

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈9〉始まりの未来は終わり (電撃文庫)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈9〉始まりの未来は終わり (電撃文庫)


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■入間人間氏の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり』を読了。これまでずっと、カバーがリバーシブルだったけれど、今回は1行印刷のみ。シリーズでもっとも安い、つまりは分量の少ない巻。語り手が壊れているので、読むのがつらい。まあ、ライトノベルだから使えた手法であって、ミステリだとか純文学だとか、別のフィールドでは難しい(佐藤友哉氏はそんなこと気にしないだろうけど)。次巻で完結。なんだかとっても疲れたような。
No.265
2010/02/14 (Sun) 11:20:06

 新旧パソコンどちらを使っていても(いたときも)、システムの復元で上手く回復された例(ためし)がない。旧パソコンをネットとゲーム用、新パソコンを執筆用に使うのが理想ではあったけれど、旧パソコンが修理不可だったため、すべてを新パソコンで兼用するしかなくなった。できればもう1台パソコンを買って、用途によって使い分けたいものだけど、ぎりぎりの生活をしている現状では、パソコンなど買えるはずもない。
 そうなると結局、不備を起こしそうな、怪しい操作は一切しないようにするしかない。復旧させるため、あれやこれやと試してみるのに、少なくない時間を費やしてしまうのだ。それで運よく直るのなら良いけれど、直らないことの方が多い。そのときに、どれだけうんざりすることか。使っている機能は、ネットとワードとゲームくらいで、それら以外はまったく触っていないのというのに。機械に疎いので、何が原因で不備が起きたのかも、どうして直ったのかも、どうして直らないのかも解らないのだ。ワープロ専用機の新製品の発売は、叶わない夢だよなあ。
 ちなみに、僕が去年まで使っていたワープロは、NECの文豪『JX35-SA』という機種(壊れていないので、今でも不備なく使える)。正式名称は、パーソナルワードプロセッサというらしい。ワープロが淘汰されている現状では、ワードプロセッサといわれても、なんのことか解らない人が多いだろう。要するに、和文タイプライタのコンピュータ版である。
No.264
2010/02/13 (Sat) 12:51:31

とらドラ! 4 (電撃文庫 た 20-6)とらドラ! 4 (電撃文庫 た 20-6)
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「だって私には見えないんだもん。私の世界ではいくら信じていたって、その当たり前、は永久に現れないもん。あったことがないもん。他の人は当たり前、っていうことが、私には起こらない。だから信じることができない」

■竹宮ゆゆこ氏の『とらドラ4!』を読了。そういえば、『イリヤの空、UFOの夏』の、「夏休みふたたび」というタイトルは秀逸だった。本作は、少年少女の夏休みの物語。お約束というのか、夏休みを扱った作品が取り入れるだろう要素は洩れなく入っている。とはいえ、特徴のあるキャラクタばかりなので、ありふれた設定を使っていても、見慣れない物語に変わる。竜児にしてみれば、大河や亜美は好きなところ嫌いなとこがはっきりしているので、返って付き合いやすいのだろうけど、実乃梨は好きなところ良いところしか目につかない。性格や言動は理想でも、心中までは推し量れないだろう。
No.263
2010/02/13 (Sat) 12:50:29

 泥酔暴行問題によって、角界を去られた方がいたけれど、注目されたのは暴行であり、品格であり、泥酔の扱いは薄かった。酒を規制すると、却って反発を招くことは証明されている。けれど、酒を飲んで人を殺してしまう人がなくならない以上、なんらかの対処は必要である。全裸で泥酔のニュースが報道されたときにも、同じことを書いたような気がするが、酔う酔わないに個人差があるのなら、それに対応できる処置をしなければ、今後も酒による被害はなくならないだろう。
No.261
2010/02/12 (Fri) 13:26:10

 私は××が嫌いなんです、好きではないんです、と言うのは一向に構わないのだけれど、××って嫌ですよね、好きではないですよね、という同意を求めるような言い方は止して欲しい。自分ひとりで批判するのは良いけれど、仲間を募って集団で批判するような姿勢は褒められない。

「私、あなたのことが好きですよね?」
「え?」
No.260
2010/02/11 (Thu) 07:45:39

新ブラックジャックによろしく 6 移植編 (ビッグコミックススペシャル)新ブラックジャックによろしく 6 移植編 (ビッグコミックススペシャル)

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「移植という技術があれば 救える命が何万とあるんだぞ… なぜ救っちゃいけないんだ…!?」

■『新ブラックジャックによろしく6』を読了。赤城が斎藤先生の臓器提供を受け入れてからが長い。倫理委員会による移植の可否の決定は、次巻へ持ち越し。本巻は、永大泌尿器科の過去エピソード。つまりは、斎藤の指導医・ムツミ、その夫の近藤、高輪教授、教授の娘・美和を巡る物語。近藤先生はやたらと若々しいけれど、ムツミ先生はほとんど変わっていない。しかし、それぞれに信念があり、それに則って行動していながら、結末が美和の死というのはつらい。臓器移植とは別のところでの結果、とは言い切れないだろう。
No.259
2010/02/11 (Thu) 07:44:40

 どうもしばらくの間、日記(のようなもの)を書いていなかった(公開はしていたけれど)。いくら親しい間柄でも、何を食べて、どんなテレビを見て、休日をどのように過ごしていたかなど、そこまで知りたいと思わない。大抵の人の日常は、おそらく大抵の人と変わらないだろう。僕が、出来事よりも思考関係を多く書くのは、それを意図してのことではなく、他人が考えていることは解らないから、自分が思っていることを書いているだけである。他人と違うことをあえて強調しようとする人と、他人との差異をできるだけ小さくする人が多いようだけれど、当然、すべての人がこのふたつに分かれる訳ではない。
No.257
2010/02/10 (Wed) 05:39:05

 amazonを何度か利用しているけれど、「konozama」という言葉を初めて知った。面白い発想をする人はいるものだ。発売日の在庫切れはおかしいだろうと思っていたけれど、こういうことだったのか。
No.256
2010/02/09 (Tue) 05:38:33

Dr.コトー診療所 21 (ヤングサンデーコミックス)Dr.コトー診療所 21 (ヤングサンデーコミックス)

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「この島の人たちは ちゃんと現実と向かいあって暮らしてますよ。 離島で生きていくっていうのは、柚原さんが少し住んだからといってわかるような、そんな甘いもんじゃないです」

■『Dr.コトー診療所21』を読了。新人看護師、仲依ミナのエピソード。彼女の話に絡む形で、クニオやタケヒロの物語も進んでいく。タイトルこそ、コトー先生の名前が含まれているけれど、これはもう、古志木島の人たちの物語。ドラマの第2シリーズが、原作に良い形で影響を与えたのではないかと。
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キタヤマ
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プロフィール
HN:
ミズサワ
性別:
男性
職業:
求職中
自己紹介:
初めまして。ミズサワです。あの「失われた」90年代に、10代の総てを消費しました。

ミジンコライフ継続中。

ミズサワの3分1は「さだまさし氏の曲」で、3分の1は「御嶽山百草丸」で、残りの3分の1は「××××」で構成されています。

小説・コミック・アニメ・ゲーム・等、媒体に拘わらず、あらゆる物語を好みます。付き合いが長いのは「新本格」作品。卒業論文も「新本格」。論理性よりも、意外性を重視。

「すべての小説が館ミステリになればいい」

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