小説・アニメ・コミック・ゲーム等、様々な創作媒体についての感想やら何やら、あるいは、永遠に敗北者な日常と思考
No.13
2009/08/17 (Mon) 00:05:38
郵便屋さんのお仕事 第1話/姫百合の願事 あとがき
2006年4月29日(近況報告)
郵便屋さんのお仕事/第1話
以前、ブログで構想を書いたときは「なんでも、どこでも、だれにでも」お届けします、を看板に掲げる郵便局で働く少女の物語という、「GetBackers」の逆バージョンのようなものでした。
当初はその設定で書いていましたが、少女がこのような仕事を始めた理由はやはり必要で、それを回想として書くのであれば、過去の話を直接書いた方が流れを理解しやすいだろうと思い直し、作中時間(や設定)を数年分遡って第1話を書き始めました(要は構想をそのままの形で小説に変える技術が僕には伴っていないのです)。
シリーズの前半は、少女が郵便局に勤め始めて独立するまでを。後半は、「何でも何処でも誰にでも」お届けします、のユビキタス編となる予定です。前半では少女は14歳、後半では17歳になっています。また、本作はライトノベルというものを意識して書いた、初めての作品です。
【以下の文章は、2009年8月に書いています】
──という訳で、予告もなく突然に、かつて書いた小説(脱稿は2006年6月21日)とそれに関連した記事を書いたブログを載せました。分割しての掲載は、明らかに読みにくいと思ったのですが、小説サイトを更新する予定が永久に未定になりそうなので、例外的に日記レイアウトで公開した次第です。以下、あとがきのようなものを。
僕が大学四年生のころ、学生ハローワークでうんざりするような話を聞いたのち、発作的に、ライトノベルを書いてみよう、と思ったのです。とはいえ、ライトノベルというジャンルはほとんど読んだことがなかったため、本屋でライトノベルを何冊か買うことになりました(×都の図書館には、ライトベルの蔵書は少ないのです)。設定は、郵政民営化+ユビキタスという、当時タイムリーだった話題を混合したようで、それにライトノベル要素を組み込んだのが、この作品です。ライトノベルにあるまじき要素が入っているような気もしますが。
本作を「電撃hp短編小説賞」に送ったところ、一次選考のみ通過しまして、続きを書いてまた送ってみようかな、などと思い、以降の話やら、登場人物を考えもしました。
第2話 彼岸花の季節 涼風メインエピソード
第3話 君影草の花嫁 君江メインエピソード
以降の登場人物等
掛川みずほ(義妹)
鴉の本名、新所原夏(しんじょはら・なつ)
穂積千恵(ほずみ・ちえ)いじめられっこ
愛野詩子(あいの・しいこ)千恵の友達
柏原統一(かしわばら・とういち)少年
藤枝小鳥(ふじえだ・ことり)少女
というような感じで。ところが翌年、「電撃hp短編小説賞」がなくってしまい、書いたところで送り先がなく、以降の物語を書くことは止めてしまいました。ミステリであれば、このトリックを書きたいという気持ちを持てるのですが、ライトノベルを前提のため、どうしても書きたいという気持ちが続かなかったのです。まあ、構想はあるので、機会があれば、書くかもしれませんが。
今のところ、3年前に書き終えた本作が、最新作で最終作というという扱いになりますが、まったく小説を書いていない訳ではありません。僕が20代の総決算として書いている、書き続けているのは、ミステリでもライトノベルでもなく、「不登校者限定企画小説」の最新作となる5作目で、これは一応、とある賞に応募するつもりでいます。賞にまったくかすりもしなかった場合、いつになるかは解らないのですが、かつてのサイトで公開する予定です。
僕がどのようなジャンルの作品を書いたところで、根本的に、考えていることは変わりません。普通に生きて普通に暮らせるような人たちを対象とした物語は、誰か別の人が書けばいいのです。僕が書く物語は、普通に生きようとしても普通に暮らせない人たち、世間や集団の中で、どうしても違和感を抱いてしまうような方たちを対象としています。それは、かつて僕の支えとなってくれた作品、その作り手たちに対する恩返しでもあります。
そのようなことが言いたくて、5日間も回り道を致しました。つまり、水沢とミズサワとIYとあいわいは同一人物である、と近いうちに白状するということです。
郵便屋さんのお仕事/第1話
以前、ブログで構想を書いたときは「なんでも、どこでも、だれにでも」お届けします、を看板に掲げる郵便局で働く少女の物語という、「GetBackers」の逆バージョンのようなものでした。
当初はその設定で書いていましたが、少女がこのような仕事を始めた理由はやはり必要で、それを回想として書くのであれば、過去の話を直接書いた方が流れを理解しやすいだろうと思い直し、作中時間(や設定)を数年分遡って第1話を書き始めました(要は構想をそのままの形で小説に変える技術が僕には伴っていないのです)。
シリーズの前半は、少女が郵便局に勤め始めて独立するまでを。後半は、「何でも何処でも誰にでも」お届けします、のユビキタス編となる予定です。前半では少女は14歳、後半では17歳になっています。また、本作はライトノベルというものを意識して書いた、初めての作品です。
【以下の文章は、2009年8月に書いています】
──という訳で、予告もなく突然に、かつて書いた小説(脱稿は2006年6月21日)とそれに関連した記事を書いたブログを載せました。分割しての掲載は、明らかに読みにくいと思ったのですが、小説サイトを更新する予定が永久に未定になりそうなので、例外的に日記レイアウトで公開した次第です。以下、あとがきのようなものを。
僕が大学四年生のころ、学生ハローワークでうんざりするような話を聞いたのち、発作的に、ライトノベルを書いてみよう、と思ったのです。とはいえ、ライトノベルというジャンルはほとんど読んだことがなかったため、本屋でライトノベルを何冊か買うことになりました(×都の図書館には、ライトベルの蔵書は少ないのです)。設定は、郵政民営化+ユビキタスという、当時タイムリーだった話題を混合したようで、それにライトノベル要素を組み込んだのが、この作品です。ライトノベルにあるまじき要素が入っているような気もしますが。
本作を「電撃hp短編小説賞」に送ったところ、一次選考のみ通過しまして、続きを書いてまた送ってみようかな、などと思い、以降の話やら、登場人物を考えもしました。
第2話 彼岸花の季節 涼風メインエピソード
第3話 君影草の花嫁 君江メインエピソード
以降の登場人物等
掛川みずほ(義妹)
鴉の本名、新所原夏(しんじょはら・なつ)
穂積千恵(ほずみ・ちえ)いじめられっこ
愛野詩子(あいの・しいこ)千恵の友達
柏原統一(かしわばら・とういち)少年
藤枝小鳥(ふじえだ・ことり)少女
というような感じで。ところが翌年、「電撃hp短編小説賞」がなくってしまい、書いたところで送り先がなく、以降の物語を書くことは止めてしまいました。ミステリであれば、このトリックを書きたいという気持ちを持てるのですが、ライトノベルを前提のため、どうしても書きたいという気持ちが続かなかったのです。まあ、構想はあるので、機会があれば、書くかもしれませんが。
今のところ、3年前に書き終えた本作が、最新作で最終作というという扱いになりますが、まったく小説を書いていない訳ではありません。僕が20代の総決算として書いている、書き続けているのは、ミステリでもライトノベルでもなく、「不登校者限定企画小説」の最新作となる5作目で、これは一応、とある賞に応募するつもりでいます。賞にまったくかすりもしなかった場合、いつになるかは解らないのですが、かつてのサイトで公開する予定です。
僕がどのようなジャンルの作品を書いたところで、根本的に、考えていることは変わりません。普通に生きて普通に暮らせるような人たちを対象とした物語は、誰か別の人が書けばいいのです。僕が書く物語は、普通に生きようとしても普通に暮らせない人たち、世間や集団の中で、どうしても違和感を抱いてしまうような方たちを対象としています。それは、かつて僕の支えとなってくれた作品、その作り手たちに対する恩返しでもあります。
そのようなことが言いたくて、5日間も回り道を致しました。つまり、水沢とミズサワとIYとあいわいは同一人物である、と近いうちに白状するということです。
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キタヤマ
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プロフィール
HN:
ミズサワ
性別:
男性
職業:
求職中
自己紹介:
初めまして。ミズサワです。あの「失われた」90年代に、10代の総てを消費しました。
ミジンコライフ継続中。
ミズサワの3分1は「さだまさし氏の曲」で、3分の1は「御嶽山百草丸」で、残りの3分の1は「××××」で構成されています。
小説・コミック・アニメ・ゲーム・等、媒体に拘わらず、あらゆる物語を好みます。付き合いが長いのは「新本格」作品。卒業論文も「新本格」。論理性よりも、意外性を重視。
「すべての小説が館ミステリになればいい」
ブログ日記のコンテンツ
数日遅れで更新しています
・日記のようなもの、あるいいエッセイ、もしくは思い込み。
・毎月末日 現時点での今年読んだミステリベスト
・偶数月同日日 現時点での視聴番組リスト
メールやコメント等の返信は、著しく遅くなることがあります。
リンクはご自由にどうぞ
(=´ー`)ノ ヨロシク
mixi 小説
ミジンコライフ継続中。
ミズサワの3分1は「さだまさし氏の曲」で、3分の1は「御嶽山百草丸」で、残りの3分の1は「××××」で構成されています。
小説・コミック・アニメ・ゲーム・等、媒体に拘わらず、あらゆる物語を好みます。付き合いが長いのは「新本格」作品。卒業論文も「新本格」。論理性よりも、意外性を重視。
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