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小説・アニメ・コミック・ゲーム等、様々な創作媒体についての感想やら何やら、あるいは、永遠に敗北者な日常と思考
No.
2024/04/20 (Sat) 00:30:01

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No.404
2010/06/16 (Wed) 04:50:00

ジパング(33) (モーニングKC)ジパング(33) (モーニングKC)
かわぐち かいじ

講談社 2007-12-21
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 よくぞ来やがった! お前だけには見せたかったんだ 俺たち「みらい」の意地を!!

■『ジパング33』を読了。表紙を飾る小栗三佐はこんなにも凛々しいのに、殉職という結末が哀し過ぎる( ノД`)シクシク… 「大和」直上100メートルで停止するシーホーク。ラッチが作動しないため、小栗三佐は機内から身を乗り出し、ドロップタンクを直接叩き落とそうとする。それも、草加少佐の乗る、零式観測機が接近しているという状況で。
 読了後、思わず泣きそうになってしまった。小栗三佐は、本当に最後まで笑っていた。20巻で梅津艦長の死に様にも感銘を受けたけれど、小栗三佐の存在というのは、艦長とはまた違ったものなのだ。ともすれば、不安で押し潰されそうになった「みらい」乗員たちの心に、希望や勇気を与えてきたのは、いつだって小栗三佐の笑顔だった。作中の科白ではないけれど、小栗三佐は何があったって死なない、作戦終了後、「みらい」に戻ってきて、いつものように冗談を言ってくれると思っていたのに。
 なんというか、これ以上は言葉にできないくらいにつらい。読んで涙ぐんだコミックは、『最強伝説 黒沢』の最終巻以来(というか、泣いてしまったけれど。しかも打ち切りと聞いて更に泣いた)。本巻では、小栗三佐に対する印象が強過ぎて、これ以上の感想は書けそうにない。
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男性
職業:
求職中
自己紹介:
初めまして。ミズサワです。あの「失われた」90年代に、10代の総てを消費しました。

ミジンコライフ継続中。

ミズサワの3分1は「さだまさし氏の曲」で、3分の1は「御嶽山百草丸」で、残りの3分の1は「××××」で構成されています。

小説・コミック・アニメ・ゲーム・等、媒体に拘わらず、あらゆる物語を好みます。付き合いが長いのは「新本格」作品。卒業論文も「新本格」。論理性よりも、意外性を重視。

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