小説・アニメ・コミック・ゲーム等、様々な創作媒体についての感想やら何やら、あるいは、永遠に敗北者な日常と思考
No.45
2009/09/18 (Fri) 19:57:23
どうにか次の仕事が決まりました。3年前は、採用された書店が2件あり、給料の高い方を選んでしまったのですが、今回は、そのようなことはしません。週に4日働いて、残りはすべて、小説を書く時間に充てるつもりです。お金より時間を優先したので、家賃諸々と最低限の食費が賄えれば構いません。中村文則氏を真似てどうなるものではありませんが、自分がやりたいと思ったことは、試してみないと気が済まないのです。
非常に大雑把な計算で、1日5枚しか書けなくても、400日続ければ、2000枚。現時点で1100枚ほど書き終わっているので、合計約3000枚。ぎりぎりですが、どうにか20代の最終日には間に合います。とにかく、書き上げないことには、先へ進めないのです。
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分水嶺の2009年1月19日に、僕は百貨店内書店を辞めています。失業保険の手続きはしたものの、仕事は探しませんでした。毎日、一日中執筆を続け、数カ月でささっと書き上げてしまおう、そのあとで、きちんとした仕事を探そう、と考えたのです。けれど、そう上手くは行きません。集中力が続かず、何度も中断してしまいます。それでも、書くために仕事をしていないのだから、どうしても書かなければいけない、と思い込み、それが悪循環になりました。ゲームはまったくやらず、読書の数をかなり減らし、食事の時間に、録り溜めた番組を少しずつ見るのだけが、数少ない楽しみでした。
当然のことながら、働いていないので、給料は入ってきません。小説やコミック、CDにゲームと、欲しいものはあっても、買うことはできません。それでも家賃は払わなければいけないので、これまで貯めたお金は減る一方です。尽きるまでに書き終えれば問題ない、構わない、と思いつつも、本当に終わるのかが心配になってきました。また、僕は仕様もないことで落ち込むことがあり、22枚という1日での最高枚数が書けた日もあれば、ぐったりして何も書かない日が続く、ということもありました。
がーっと書いてささっと書き終える、という当初の意気込みはどこかへ消えてしまい、それならいっそ、1日ずっとゲームをするとか、積読本を一気に読んでしまうとか、そのようなこともできたのですが、遊ぶために仕事辞めた訳ではないのだ、と何度も思い直し、投げ出すことはできなかったのです。賞を取るための小説ではなく、僕が前に進むための小説なので、この時期に書いておかないと、おそらく、もう二度と書けません。
とはいうものの、好きなこともできず、書き上がるかどうかも解らない小説を書くのは、精神的にしんどくなってきました。書ける日にがーっと書いても、落ち込んで数日書かなければ、トータルでは、仕事をしながら毎日少しずつ書いていくのと大差ありません。何より、貯金が少しずつ減っていくという状況が、ひどくつらい。いったい何をしているのだろう、と考える毎日だったのです。
しかし、この作品は何枚になろうと書き上げたい。それなら、仕事をやりながら書こう。少なくとも、生活費についての心配はなくなる。また、読書やゲームの時間も、適度に取っておく。執筆を優先するけれど、執筆だけの生活はしない。それでとにかくあと1年。20代のうちは、自分が思っているように生きておこう。という結論に、ようやく行き着いたのです。まあ、執筆ペースが遅いというのが、一番の問題のような気もしますが。
非常に大雑把な計算で、1日5枚しか書けなくても、400日続ければ、2000枚。現時点で1100枚ほど書き終わっているので、合計約3000枚。ぎりぎりですが、どうにか20代の最終日には間に合います。とにかく、書き上げないことには、先へ進めないのです。
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分水嶺の2009年1月19日に、僕は百貨店内書店を辞めています。失業保険の手続きはしたものの、仕事は探しませんでした。毎日、一日中執筆を続け、数カ月でささっと書き上げてしまおう、そのあとで、きちんとした仕事を探そう、と考えたのです。けれど、そう上手くは行きません。集中力が続かず、何度も中断してしまいます。それでも、書くために仕事をしていないのだから、どうしても書かなければいけない、と思い込み、それが悪循環になりました。ゲームはまったくやらず、読書の数をかなり減らし、食事の時間に、録り溜めた番組を少しずつ見るのだけが、数少ない楽しみでした。
当然のことながら、働いていないので、給料は入ってきません。小説やコミック、CDにゲームと、欲しいものはあっても、買うことはできません。それでも家賃は払わなければいけないので、これまで貯めたお金は減る一方です。尽きるまでに書き終えれば問題ない、構わない、と思いつつも、本当に終わるのかが心配になってきました。また、僕は仕様もないことで落ち込むことがあり、22枚という1日での最高枚数が書けた日もあれば、ぐったりして何も書かない日が続く、ということもありました。
がーっと書いてささっと書き終える、という当初の意気込みはどこかへ消えてしまい、それならいっそ、1日ずっとゲームをするとか、積読本を一気に読んでしまうとか、そのようなこともできたのですが、遊ぶために仕事辞めた訳ではないのだ、と何度も思い直し、投げ出すことはできなかったのです。賞を取るための小説ではなく、僕が前に進むための小説なので、この時期に書いておかないと、おそらく、もう二度と書けません。
とはいうものの、好きなこともできず、書き上がるかどうかも解らない小説を書くのは、精神的にしんどくなってきました。書ける日にがーっと書いても、落ち込んで数日書かなければ、トータルでは、仕事をしながら毎日少しずつ書いていくのと大差ありません。何より、貯金が少しずつ減っていくという状況が、ひどくつらい。いったい何をしているのだろう、と考える毎日だったのです。
しかし、この作品は何枚になろうと書き上げたい。それなら、仕事をやりながら書こう。少なくとも、生活費についての心配はなくなる。また、読書やゲームの時間も、適度に取っておく。執筆を優先するけれど、執筆だけの生活はしない。それでとにかくあと1年。20代のうちは、自分が思っているように生きておこう。という結論に、ようやく行き着いたのです。まあ、執筆ペースが遅いというのが、一番の問題のような気もしますが。
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キタヤマ
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プロフィール
HN:
ミズサワ
性別:
男性
職業:
求職中
自己紹介:
初めまして。ミズサワです。あの「失われた」90年代に、10代の総てを消費しました。
ミジンコライフ継続中。
ミズサワの3分1は「さだまさし氏の曲」で、3分の1は「御嶽山百草丸」で、残りの3分の1は「××××」で構成されています。
小説・コミック・アニメ・ゲーム・等、媒体に拘わらず、あらゆる物語を好みます。付き合いが長いのは「新本格」作品。卒業論文も「新本格」。論理性よりも、意外性を重視。
「すべての小説が館ミステリになればいい」
ブログ日記のコンテンツ
数日遅れで更新しています
・日記のようなもの、あるいいエッセイ、もしくは思い込み。
・毎月末日 現時点での今年読んだミステリベスト
・偶数月同日日 現時点での視聴番組リスト
メールやコメント等の返信は、著しく遅くなることがあります。
リンクはご自由にどうぞ
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